ラッピングバス広告 自主審査基準

バス会社名等の識別性の確保

ラッピングバスは、車体前面への広告表示が禁止されているため、前方からのバス会社名等の識別性については、それほど問題はない。しかし、横方向と後方からの識別性については、大きな問題がある。側面と後部面は広告の表示面であるため、バス事業社名等を表示することは多かれ少なかれデザインに影響を及ぼすことになるが、識別性についての批判がある以上、広告デザインよりもバス本来の機能を優先させるべきである。
バス会社名等の識別性確保の対策については、現在、ボディ後部面に、切り抜き文字で会社名等の表示を行っている例があるが、広告面に紛れてしまうためあまり効果的ではない。また、後部ガラス面の内側から表示している例もあるが、ガラス自体の色と反射が認識の妨げとなりこれもあまり効果的でない。ガラス外側に表示することは東京都屋外広告物条例施行規則で禁止されている。
このバス会社名等の識別性については、東京都屋外広告物条例の許可基準において車体両側面及び後部面への会社名等の表示など必要最低限の基準があるが、各事業者においてはそれぞれの実情に応じ、よりきめ細かい配慮が必要である。下に示す例では、識別性を高めるために条例の許可基準にはない各側面の複数箇所での事業者名の表示をしているが、これはあくまで一例にすぎず、バスの形状等によっては他の方法もあり得る。また、小型バスなどの場合には車体の特徴を踏まえた応用が必要である。
また、下の例では示していないが、車椅子使用者など視点が低い利用者への配慮も必要である。
避けなければならないデザイン例
避けなければならないデザイン例

※このバスは実際に走行しているものではありません。

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